とんど
中隣保バージョン
平成19年1月14日
毎年1月14日に正月飾りなどを燃やし1年の無事息災を願う行事「とんど」。
当たり前のように粛々と行われてきた風習ではありますが、今年隣の隣保が中止と聞き、また当隣保も竹の確保がむつかしくなってきたので、ここで中隣保(戸数17戸)のとんどの様子を記録保存します。天神では隣保単位で行っていますが、14隣保ある中で何隣保が行っているのでしょう。(わかり次第書き換えます。)

まず、とんどを仕切るのは新の隣保長で、この行事からスタートです。よろしくネ。
村の年度替わりは初総会なので、それまで配り物等は旧隣保長が行います。

喪中の家はお正月の飾りがないので参加しなくても良いのですが、制作人員が少ないのでお手伝いしていただきます。

基本は14日にとんどを燃やしますが、前日に制作したり、場所を変えたり、雨で中止した年もありました。

今年は、日曜日でもあり10時に集合し他地区まで竹を取りに行き、お昼は隣保長家でお餅をつき、午後2時30分より制作開始しました。

まずは中心に心棒となる杭を打ちます。
最初にお断りしておきますが、今回のとんどは中隣保過去最高の大きさで、いつもこんな大きな物は制作しませんのであしからず。
心棒にすすき、かや、枯れた竹等をまとめます。
あとは、竹を廻りに番線や、縄などで止めていきます。
この大きさがほとんど最終形です。
各家から、お正月飾り、戎さん、お札などを「み」に入れて持ってきて飾り付けます。
その年の恵方より火をつけます。
今年は、北北西でした。

着火時間はだいたい4時頃で、そのころになるとパチパチという音と共に煙があちこちから上がり始めます。
今回は少し遅く、4時25分でした。
4時頃というのは、出来上がりがこれくらいになるのと、こども達が学校から帰ってくる時間、これ以上遅いと、最後は真っ暗になってしまうからでしょう。

トイレの飾りは、別に燃やします。
この火でお尻を温めると下(しも)の病気にかからないと言います。
火の手が上がると、書き初めを竹の先に付けて燃やします。高く上がれば上がるほど字が上手になると言われますが、最近書き初めを上げる子が少なくなりました。
この火に当たるとその年、風邪を引きません。
一息つくと、御神酒が配られます。お腹からも暖かくなってきます。
隣保長家のロッキーも当然一緒に参加です(笑)。
燠火(おきび)になった頃、へそだんごを焼きます。通年は12個で、閏年は13個。だんごはその場で食べたり、夕食にぜんざいの中に入れたりして食べます。残っただんごは竹に付けたまま保存しておき、雷が鳴ったときに食べると、おへそを盗られないと言い伝えられてきました。
へそだんごの割合は、餅米1.5対米粉0.5前後でこの割合は各家によって違います。
燠火(おきび)は、各家に持ち帰り、お灯明に灯し無病息災、家内安全を祈ります。

つっこみどころ満点の文章になりましたが、解釈を間違っているとか、こちらはこんなとんどだとかいうのがありましたら、メールを下さい。
おもしろいものが出来るかもしれません。
まってま〜す。